SNEP(スネップ)

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SNEP(スネップ)とは

SNEP(スネップ)とは、孤立無業者のことです。

 

東京大学社会科学研究所教授の玄田有史氏が、2013年初めに発表した概念で、20歳〜59歳以下の年齢層で在学中を除く未婚無就業者で、仕事につかず家族以外の人付き合いもない人を指す言葉です。

 

Solitary Non-Employed Personsの頭文字をとってこう呼ばれています。

 

同じ無業者を意味する言葉でも「ニート」と呼ばれるのは、15歳〜34歳までの若い人で無就学無職の人です。

 

SNEPはニートと比べて、インターネットへの依存度合いが少ないのも特徴とされています。

 

ニートは、そもそも「Not in Education,Empliyment or Training」の略で、教育を受けておらず、雇用されていず、職業訓練も受けていない人ということになります。

 

多くの人が、就職試験で就職を決めることができずにドロップアウトしたり、進路決定の時期に不登校だった、などのきっかけでひきこもりになったりした、正式な職業を持たない人たちです。

 

一方、SNEPと呼ばれる人たちは、高学歴の人も多く職業スキルも持っているけれど、就職しておらず家族以外の人とのコミュニケーションはなく、友人もいないといった特徴を持っています。

 

性別、年齢、学歴にかかわらず、無業になると孤立しやすくなるという傾向があるようなのです。

 

もともと、30歳以上の中高年が孤立無業になりやすいと言われていましたが、2000年に入って若者の中にも孤立している人が増え始めだのです。

 

それだけ、他人との付き合いが煩わしかったり、面倒臭いと感じる人達が増えてきたとも言えます。

 

以前から、仕事を辞めることで孤立無業になる人はいたのですが、「孤立の一般化」が進んでいると玄田氏は危惧しています。

 

東日本大震災の時に注目された「絆」

 

高度成長期を支えてきた人達が経験してきた助け合いや仲間意識というものがあって、大変な災害を乗り越えてきました。

 

人と交わることを理屈抜きに楽しめない人が増えている現代では、仕事を辞めることで孤立する人も増えているということです。

 

少子高齢化が進む中、SNEPと呼ばれる人が増えることで、働き手が失われ、経済活力が失われていくと心配されています。

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